今回は 【#13】 で書いた紫外線の影響の記事の続きです。
まず、紫外線は髪にどのようなダメージを与えるのでしょう。
紫外線が髪にあたる
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キューティクルのタンパク質が変性を起こす
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髪の柔軟性の低下、キューティクル内部の空洞化
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キューティクルの剥がれ、ツヤの低下
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さらに内部(コルテックスと言います)へのダメージ
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髪の内部の結合(シスチン結合)の切断
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髪の強度の低下による切れ毛や枝毛
というように、徐々に深刻化していきます。
紫外線から髪を守るにはどれだけ紫外線を髪にあてないか…これに限ります。
代表的な対策としては、
・ 日傘や帽子で日よけをする
・ UVカットのヘアケア製品やスタイリング剤を使う
・ 洗い流さないトリートメントやスプレーなどを使う
当たり前のことのように思いますが、これが重要です。
実際にサロンワークでお客様に聞いてみると、意外にもUVスキンケアはしていてもUVヘアケアまでしっかりできている方は少ないように思います。
また健康な髪は弱酸性ですがカラーリングやパーマの直後、髪はアルカリ性に傾いています。
この状態で紫外線にあたると通常よりもさらに影響を受け、ダメージの進行がより速くなります。
カラーリングやパーマの後、サロンでトリートメントをするとアルカリ除去もダメージケアとして行います。