今回は薬剤と熱の関係のお話です。
パーマにはコールド式と加温式があり、加温すると作用が強まります。
コールド式はいわゆる通常のパーマ、加温式はデジタルパーマなどが該当します。
ダメージや仕上がりのイメージによって使い分けていきます。
カラーリングでは基本的に加温することはありません。
カラー剤は熱で促進効果があるため明るくなりすぎたり、髪や頭皮のダメージにつながります。
ですが、ヘアマニキュアは熱を加えることにより定着が良くなるため
通常加温してその後その熱を冷まします。( これをクーリングと言います )
パーマにしろカラーリングにしろ、熱は薬剤にとって反応を促す大切な役割を果たします。
しかし、使い方を誤ると髪にダメージを与えてしまいます。
求める仕上がりのイメージ、一人一人の髪のコンディションを考慮し美容師はその方に最適な薬剤、行程を選んでいきます。