ヘアケアブログ#20【サロンカラーとホームカラーの違い】









最近ご自宅でカラーリングをしている方が多いようです。

特に白髪染めをされている方ではかなりの割合でホームカラーを経験しているそうです。

それ自体は悪いことではないと思います。

美容室で染めるのも、自宅で染めるのもそれなりにメリットとデメリットがあります。

要はそれらを把握した上で自分なりにうまく取り入れていくか、わからずにただ何となくやっているのか。

そこで今回はサロンカラーとホームカラーの違いについてお話ししたいと思います。



《 ホームカラー 》

■ メリット

・価格が安い(数百円)

・自分のタイミングで出来る(時間に縛られない)

・手軽(泡タイプやクリームタイプなど使いやすいものを選べる)


■ デメリット

・ダメージが大きい(ホームカラー剤は誰が塗っても染まるように強めに処方されている)

・新生部だけ染める(リタッチ)などの調節がきかない

・色合わせが出来ない

・後頭部など見えない部分が自分では染めにくい



《 サロンカラー 》

■ メリット

・髪のコンディションにあわせて薬剤を設定できる(新生部は常に初めて染める部分なので強い処方、毛先は既に染まっていたりダメージがあるので優しい処方)

・必要な部分だけ染めることができる

・ムラなく様々な色を楽しめる

・ハイライト、ローライトなど自分では出来ないデザインカラー


■デメリット

・価格が高い(数千円)

・美容室まで予約し、行く手間がかかる

・時間がかかる



どちらにもメリットやデメリットがあります。

実際に多くのかたは毎回サロンカラーをするのはもったいなく、サロンカラーとホームカラーを使い分けているようです。

分け目や生え際など、目立つところだけ(新生部のみ)を染める分にはそれほどダメージがないので、ご自分で染める場合はその程度の応急処置にとどめておくことをオススメします。

ホームカラーは新生部を染めるような強い処方のカラー剤です。

付属のトリートメントはコーティングでつるつるにするだけなので、それがはがれたらゴワゴワな髪になってしまいます。

この辺の話はちょっと担当の美容師さんに質問すると自論も交えて熱く語ってくれると思いますので聞いてみてください。

そんなこんなでまとめると…



【ホームカラー向き】

• ベリーショートのかた(ムラに仕上がりにくい。ダメージしてもすぐにカットしてしまう)

• 特に髪に対してこだわりもなくただ何となく染まっていればOKなかた



【サロンカラー向き】

• ある程度長さがあるかたや伸ばしているかた(コンディションにあわせて染めていく必要があります)

• 美しくありたいと思うかた、こうなりたいというイメージがあるかた


“ ホームカラーは生え際と分け目付近の応急処置、全体を染めたい場合にはサロンでカラーリングすることをオススメします ”