ヘアカラーの歴史は紀元前3000年、古代エジプトまでさかのぼることができます。
当時は宗教儀式として草木染め(ヘナ)が用いられていたそうです。
日本では、平家物語に武将が顔料で髪を染め、戦に出陣したという記述があるそうです。
これらは合成染料を用いない天然のカラー剤といえます。
現在はカラーリングをしたことが無いかたがほとんどいないほどカラーリングが世の中に浸透しています。
そのきっかけは1786年に発見された “ピロガロール”
1818年に発見された “過酸化水素” という物質が、現在のカラーリングの考え方の基礎となっています。
ちなみに過酸化水素は200年経った現在でもカラー2剤として実際に広く利用されています。
次回は実際に現在のカラーリングがどのように世の中に浸透していったかをお話ししたいと思います。